研究グループの目的
子供たちによりよい未来を
われわれは2024年度より新たなチームとして一歩を踏み出した、若いチームです。腎疾患や膠原病に悩む子どもたちの日々や未来をよりよいものとできるよう、また腎チームを築いて来られた先達の先生方に恥じぬよう、力を尽くしてまいります。
腎疾患も膠原病も、その多くが慢性に経過します。このような慢性疾患をもつお子さんにとって、病気と上手につきあいながら日常生活を送ることは、とても大切なことだと考えています。「その子らしく生きる」ことを応援し、学校生活等へも十分に配慮して診療にあたります。
検査や急性増悪などで入院する際には、病棟の総合チームで一丸となって対応いたします。
腎疾患
あいち小児保健医療総合センターで研さんを積んだ太田安孝を中心に診療に当たります。学校検尿で指摘された検尿異常、先天性腎尿路奇形、ネフローゼ症候群、急性・慢性糸球体腎炎など、さまざまな腎臓の病気に対応いたします。
膠原病
髙﨑麻美が主に担当します。若年性特発性関節炎、全身性エリテマトーデス、高安病などの他、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患も膠原病外来で対応しています。膠原病では全身に症状が出る疾患も多いため、皮膚科や眼科とも連携して治療に当たっています。また、成人期までシームレスに対応できるよう、第一内科膠原病グループや炎症性腸疾患内科とは積極的に情報共有を行い、トランジションがスムーズにできるように配慮しています。