キャリア支援

キャリア支援

当科のキャリア支援は、当院の初代女性医師支援室(現・医師のダイバーシティ推進室)室長も務められた前准教授の市田蕗子先生が、後輩の女性医師たちが自分のような苦労をせずに済むように、と院内で働きかけてくださったことに始まります。2007年に院内保育園(休日保育および夜間保育にも対応)、2010年に病児保育室が設置され、小児科に限らず子育て世代の職員が安定して勤務できる環境が整いました。同時期に科内の病棟体制も主治医制からチーム制にシフトし、長時間ベッドサイドに張り付かずとも安全に診療ができる体制へと移行しました。また、若手女性医師らが協議して産後復帰の時期・条件を定め、多忙な子育て期を互いに励まし合い、サポートしあいながら乗り越えています。
このような過程を経て、当科では現在、出産・育児などのライフイベントによる離職者はほぼいません。整備された環境と、そしてこれまでに培われた風土の中で、皆それぞれのペースでキャリアを積み重ねています。

子育てや介護など、ライフイベントの経験が糧となり、人としての成長につながることはしばしば経験されることです。多彩なバックグラウンドを持つスタッフがいることは私たちの組織に厚みを持たせ、さらには全人的な医療にもつながると考えています。

富山大学小児科は、「All for children」の旗印のもとに集った仲間たちがそれぞれの力を大いに発揮し、輝き続けることができるよう、引き続き医局員のキャリアアップを支援してまいります。